日焼け止めの選び方(光劣化)

こんにちは。GLowの松原かおりです。

急に暖かくなり桜ももうすぐ満開ですね。

日差しが気になり始める頃でもあります。

今日雨でしたが😂

今日は日焼け止めについてです

「日焼け止めは2~3時間おきに塗りなおしましょう」
というのをよく聞くと思ます。

その理由は、「汗や水、摩擦などで日焼け止めが落ちてしまうから」ということが一般的に知られていますが、

実はもう一つあります。

それは「光劣化」です。

「光劣化ってなに?」と思われたでしょうか?
なんとなく漢字の意味からイメージできるかもしれませんが、

光劣化というのは「物質が光エネルギー(光子)を吸収し、その諸特性を低下させる現象のこと」で、

日焼け止めで言うと、紫外線を浴びることで紫外線カット力が低下することです。


例えば、朝出かける前にSPF50/PA++++の日焼け止めを塗っても、紫外線を浴びている間にどんどんカット効果が弱くなっていき、2時間後には半分以下になる場合もあるのです。

日焼け止めが汗などで取れることに加えて、この光劣化があるから、日焼け止めは2~3時間おきに塗りなおす必要があるというわけです。

紫外線カット剤には「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の2種類があります。

先ほどお伝えしていた光劣化を起こすのは紫外線吸収剤です。

紫外線吸収剤というのは、紫外線のエネルギーを吸収して、化学変化で熱などのエネルギーに変換して放出することで紫外線ダメージを防いでくれるのですが、

この吸収した紫外線を熱に変える際に「光劣化」を起こします。

一方、紫外線散乱剤はお肌の上に皮膜をつくって

紫外線を反射させて紫外線ダメージを防ぎます。光劣化は起きないので、紫外線を浴び続けても紫外線カット力が弱くなることはありません。

どちらも汗などで取れてしまった時は塗りなおしが必要ですが、紫外線吸収剤メインの日焼け止めを使っている場合は光劣化のリスクがありますので、汗などで落ちていなくても、2時間おきくらいに塗り直すことをおすすめします。

「2時間おきくらいに日焼け止めの塗りなおしが必要な理由はわかったけど、お化粧してたら塗りなおしは無理」
というのが現実ではないでしょうか?

そのため、わかっていても塗りなおししていないという方が多いと思います。

そんな方にこそ光劣化が起きない紫外線散乱剤でできた日焼け止めを使っていただきたいです。

当サロンで取り扱いの日焼け止めは数種類ありますが、どれも紫外線散乱剤でできているものになります

手に取ってお試しください♡

【取扱いブランド】

サンダースペリー化粧品

ナチュラグラッセ

ヴェレダ

ドクターブロナー